海中観測実装工学研究センター


海の機能の本質を知り、有効に活用する学術を創出する

 人類の生活圏は大気、大地だけでなく海洋と深く関わる。海底の大地は地球表面の7割を占め、海水(平均水深3,700m)の総質量は全大気の260倍に相当します。工学は、人類が、海の資源の継続的な利用、地球環境バッファとして働く機能を理解し、海の持つポテンシャルの活用、災害リスクの軽減に活用しながら、共生していくことに貢献しなければなりません。
 海中観測実装工学研究センターは、海洋が持つ人類の健全なる発展を支える未知数のポテンシャルを有効活用するため、センシング工学、プラットフォーム工学、シミュレーション工学を三本の基幹軸として、幅広く大学、政府系研究機関、産業界と連携して海洋観測に関する技術の構築と進展を他に先駆けて進めています。

海洋センシング工学

海洋プラットフォーム工学

海洋シミュレーション工学

海中プラットフォームシステム学(巻研究室)
総合海底観測工学(川口研究室)


【ワークショップ:海底ケーブルの科学利用と関連技術に関する将来展望 開催案内】

 2000年頃から国際的な海洋研究開発のコミュニティにおいて機運が高まった、通信用海底ケーブル技術を活用した海底リアルタイム観測システムの開発と、それらを活用した科学研究プログラムは、ほぼ10年の時を経て、各国に基本的なインフラの整備が整い、実証観測のフェーズが始まっている。現在は、整備された観測システムの最大利活用を前提とした観測計画の立案と実施が進められているところであるが、当時の青写真を振り返ると、実現を目指した多様な項目の中には、実施の目途が立ったもの、依然立たないものなど、その粒度はさまざまである。海底ケーブル科学利用に関する工学的課題を共有するために実施されてきた国際会議 "SSC : Scientific Use of Submarine Cables & Related Technologies" についても、2011年の "UT : Underwater Technology" との合同開催以降、行われていない。
 本ワークショップにおいては、国内の海底ケーブルを用いた観測システム及び観測計画の現状を総括し、また、第3期海洋基本計画等の動向も視野に入れ、次のディケイドで取り組み、推進するべき技術的課題や得られた技術の商用展開の方向について、研究者、メーカーを含む海底ケーブルコミュニティの中で意識の共有を図ることを目的とする。

日時:9月19日(水)、13:00-17:30
会場:東京大学生産技術研究所 An棟 2Fコンベンションホール「ハリコット」

会場へのアクセス:http://www.iis.u-tokyo.ac.jp/map/index.html

参加費:ワークショップ:無料、意見交換会:5,000円(参加登録の上、当日お支払いください)


開催案内:Information_WS20180919.pdf
参加申込書:Application_WS20180919.doc


主催:東京大学生産技術研究所 海中観測実装工学研究センター

協賛(予定):東京大学地震研究所、国立研究開発法人海洋研究開発機構、国立研究開発法人防災科学技術研究所、IEEE/OES Japan Chapter、日本船舶海洋工学会、海洋調査技術学会、海洋音響学会、海洋理工学会、東京大学海洋アライアンス、海中海底工学フォーラム